ふと考えてみる。
わたしは人が好き、なんだなと。
というよりは、人と関わることが好きなのかもしれない。
家族や、友達、仕事の仲間、お世話になっている方々。
そしてもうきっと会うことはないだろう記憶のなかの人たちも。
そうした人たちといろんな時間を共有することによって
少しずつ作られていく軌跡が、たまらなく愛おしい。
それらはいつも私に元気をくれて、
優しさで包み込む。
人生は映画のように格好良くはいかない。
ときには深いため息や
うつむいてしまう時もあるけれど、
苦みやしょっぱさを含んだ笑顔は
なににもかえがたい幸せだと気づかせてくれる。
温度のある仕事をしていけたらいいと思う。
コンセプト、売り上げ、見せ方・・・
考えるべきことはいろいろあっても。
その向こう側にいるのは人。
商品を受け取るのは人のこころ。
そんな当たり前のことを、忘れずにいたいと思う。
今年もあと1ヶ月と半分。